鳴神響一(なるかみきょういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おいらん若君 徳川竜之進 仇花』(双葉文庫)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。
尾張徳川家七代当主徳川宗春の御落胤ながら、吉原の花魁として育てられた徳川竜之進が、「見返り柳剣」で悪を斬る、痛快伝奇小説「おいらん若君 徳川竜之進」シリーズの第2弾です。
江戸を騒がす妖術使い「滝夜叉姫」一行の噂を耳にした竜之進は、隠し隧道から廓を抜け出し、胡乱な美姫の素性を暴くべく夜の上野へと乗り込みます。
花魁と若君のギャップが面白い、伝奇色あふれる痛快時代小説です。
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『おいらん若君 徳川竜之進 仇花』(鳴神響一・双葉文庫)