佐伯泰英さんの全51巻でシリーズ累計2000万部を突破した『居眠り磐音江戸双紙』が映画化され、「居眠り磐音」のタイトルで、2019年5月19日に全国公開されることが決まりました。
時代劇初主演の松坂桃李さんが、二人の友を失い、許婚を残したまま脱藩した坂崎磐音を演じます。江戸で昼間はうなぎ屋にて働き、夜は両替屋の用心棒として悪と戦うさまを描きます。
監督は、「超高速!参勤交代」「空飛ぶタイヤ」などの本木克英さん。脚本は、NHK木曜時代劇「ちかえもん」で向田邦子賞を受賞した藤本有紀さんが担当します。
『居眠り磐音江戸双紙』は、「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜」の題名で、山本耕史さん主演で、2007年から何度かテレビドラマ化されて放送されています。
しかしながら、本作を含めて、佐伯泰英さんの原作の映画化は、今回が初めてです。
松坂さんが、「穏やかで静かな空気を纏いつつ、心の奥底に青い炎を燃やしている、そんな男です。年寄り猫のような磐音、彼のなかで時間がゆっくり流れているような」と描かれる主人公をどのように演じるか、痛快な時代エンターテインメントが大きなスクリーンでどのように展開していくか、新鮮な楽しみが膨らんでします。
映画「居眠り磐音」のクランクイン前で、ティザービジュアル(わざと一部のみを公開することで興味を惹きつける手法を使った写真のこと)が2種公開されています。
⇒松坂桃李、時代劇初主演!佐伯泰英「居眠り磐音」映画化で“最も優しい浪人”演じる|映画.com
■Amazon.co.jp
『陽炎ノ辻 居眠り磐音江戸双紙 一』(佐伯泰英・双葉文庫)