シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

捕鯨集団を率いた棟梁・太地覚吾の不屈の人生を描く

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

鯨分限伊東潤さんの長篇時代小説、『鯨分限』(光文社文庫)を入手しました。

第4回山田風太郎賞を受賞し、「この時代小説がすごい! 2014年版」で単行本部門で第1位に選ばれた、『巨鯨の海』に続く、圧巻の捕鯨時代小説です。

幕末から明治へ――。捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁・太地覚吾を、激変する時代の荒波が襲う。外国船の乱獲による鯨の不漁、南海地震による大津波、村を救うために画策した蝦夷地での操業も頓挫する。そして、巨鯨を追うあまりに引き起こされた海難事故「大背美流れ」では、百名以上の生命が奪われる。

迫力満点の捕鯨シーンとともに、時代に抗い、度重なる苦境に屈せず、何度も立ち向かい続けた男の物語を堪能できます。

■Amazon.co.jp
『鯨分限』(伊東潤・光文社文庫)
『巨鯨の海』(伊東潤・光文社文庫)