『文蔵 2018.7・8』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、サスペンスから、スポーツ・お仕事・恋愛小説まで 「闘う女」たちの物語が熱い! です。
書評家の藤田香織さんが、「女性主人公の生き様に感動する小説23選」として、読むと元気が湧いてくるような、自らの力で人生を切り開く「闘う女」たちを描く作品を紹介します。
現代小説がほとんどですが、時代小説も1作品紹介されています。
時代小説ファンとしては、宮部みゆきさんの「きたきた捕物帖」の連載第2回をはじめ、梶よう子さんの「由蔵覚え帳」、山本一力さんの「献残屋佐吉御用帖」、宮本昌孝さんの「天離り果つる国(あまさかりはつるくに)」といった連載が楽しみです。
「話題の著者に聞く」のコーナーには、「風の市兵衛」がNHKドラマ化され、最新作『修羅の契り 風の市兵衛 弐』を刊行されたばかりの辻堂魁さんが登場します。デビューの経緯やシリーズの創作秘話を明かしています。
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『文蔵 2018.7・8』(PHP文芸文庫)