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「2018年5月の新刊 下」をアップ

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天平の女帝 孝謙称徳: 皇王の遺し文2018年5月21日から5月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年5月の新刊 下」を掲載しました。

今回注目しているのは、新潮文庫の新刊です。

玉岡かおるさんの『天平の女帝 孝謙称徳: 皇王の遺し文』が刊行されます。

「女に天皇は務まらない」と言われながら、民のため、国のため、平和の世のために生きた孝謙称徳帝。遣唐使を派遣し、仲麻呂ら逆臣の内乱を鎮め、道鏡を引き立て、隼人を傍に置いた。一人の人間として、女性としての人生も求めた女帝の真の姿とは。突然の死と秘められた愛の謎を和気広虫ら女官たちが解き明かす、感動の歴史大作。

孝謙称徳帝というと、東大寺の大仏開眼供養を行った一方で、道鏡との関係がスキャンダラスに取り沙汰されて、時代を混乱させた、お騒がせ女帝というイメージを持たれています。果たして真の姿はどうだったか?

たまには江戸を離れて、遠い奈良時代に目を向けてみたいと思います。

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『天平の女帝 孝謙称徳: 皇王の遺し文』(玉岡かおる・新潮文庫)

→2018年5月の新刊 下