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「2017年9月の新刊 下」をアップ

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冬を待つ城2017年9月21日から9月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年9月の新刊 下」を掲載しました。

安部龍太郎さんの『冬を待つ城』が新潮文庫より出ます。
秀吉軍15万VS籠城方3千。戦国最大の「奥州仕置き」に迫る歴史長編です。

小田原の北条氏を滅ぼし、天下統一の総仕上げとして奥州北端の九戸城を囲んだ秀吉軍。その兵力はなんと15万。わずか3千の城兵を相手に何故かほどの大軍を擁するのか。その真意に気づいた城主九戸政実は、秀吉軍の謀略を逆手に取り罠をしかける。あとは雪深い冬を待つのみ……。

九戸政実を長兄とする四兄弟が結束し、石田三成の仕組んだ謀略に百倍返しする秘策を実行に移します。
戦国時代をテーマにしながらも、知られざる東北の雄を取り上げたことで、ワクワクドキドキの読み応えのある、歴史小説になっています。

九戸政実を描いた時代小説では、高橋克彦さんの『天を衝く』(全3巻)もおすすめです。

■Amazon.co.jp
『冬を待つ城』

『天を衝く(1)』

→2017年9月の新刊 下