2017年11月3日(金・祝)に開催される、第12回江戸文化歴史検定の「今年のお題」である、「疾走! 幕末・維新 新選組結成から戊辰戦争まで」の同名の参考図書を入手しました。
参考図書『疾走! 幕末・維新 新選組結成から戊辰戦争まで』(江戸文化歴史検定協会編集・発行)の目次は以下の通りです。
●目次
はじめに
序章 開国と動乱の世の到来
第1章 浪士組結成から禁門の変
家茂上洛と浪士組結成/長州藩の攘夷実行と薩英戦争/激動する京都の政局/池田屋事件と新選組の功名/禁門の変と長州追放
コラム(江戸の三大道場と武芸復興/幕府が払った賠償金/各地の激化事件/神戸海軍操練所の設立・幕末の天皇の生活)
■幕末人物伝(1) 徳川家茂/板倉勝静/小笠原長行/清河八郎/佐々木只三郎/近藤勇/芹沢鴨/沖田総司/土方歳三/群像・新選組隊士/群像・人斬り四傑/佐久間象山/横井小楠/島津久光/毛利敬親/三条実美/中山忠光/久坂玄瑞
第2章 幕末の社会と世相
西洋文明との出会い/貿易と新興商人/治安の悪化と庶民生活/社会の不安と流行
コラム(開港場の賑わい/産業革命始まる/外国貿易が分けた明暗/風刺画で読み解く世相/幕末モノのはじめ考)
■幕末人物伝(2) 小栗忠順/川路聖謨/水野忠徳/ハリー・パークス/レオン・ロッシュ/ジョン万次郎/ジョセフ・ヒコ/群像・活動した外国人たち/群像・奮闘した商人たち/田中久重/松本良順/河竹黙阿弥/三遊亭円朝/上野彦馬/チャールズ・ワーグマ
第3章 下関戦争から王政復古
四国連合艦隊と下関戦争/一会桑政権と第1次長州征討/亀山社中と薩長同盟/第2次長州征討と幕府の敗北/慶喜の将軍就任と孝明天皇の急死/大政奉還から王政復古へ
コラム(留学と海外体験/長州藩と武器革命/会社の誕生/幕府の軍制改革と軍備/パリ万博の幕府と薩摩藩/龍馬暗殺の真相)
■幕末人物伝(3) 徳川慶喜/松平容保/松平定敬/松平春嶽(慶永)/伊達宗城/山内容堂(豊信)/鍋島直正/孝明天皇/岩倉具視/天璋院(篤姫)/和宮(静寛院宮)/群像・幕末の女性たち/高杉晋作/中岡慎太郎/武市瑞山(半平太)/坂本龍馬
第4章 戊辰戦争
鳥羽・伏見の戦い/江戸無血開城と上野戦争/北越・会津戦争/箱館戦争と戊辰戦争の終結
コラム(大坂城焼失の謎/偽官軍の顛末/新選組と戊辰戦争/外国人の見た幕末の日本
■幕末人物伝(4) 勝海舟/山岡鉄舟(鉄太郎)/大久保忠寛(一翁)/西郷隆盛(吉之助)/小松帯刀/大久保利通(一蔵)/桂小五郎(木戸孝允)/大村益次郎(村田蔵六)/有栖川宮熾仁/輪王寺宮公現/新門辰五郎/山本長五郎/榎本武揚/大鳥圭介/群像・最後の藩主たち/群像・薩長土肥の俊秀たち/群像・諸藩の英傑たち/群像・近代への橋渡しをした幕臣
終章 江戸が支えた近代日本
【幕末年表】
【参考文献】
【図版・史料所蔵者・写真協力者ほか】
A5判/192頁 本体1,500円(税込) 江戸文化歴史検定協会/編・発行
幕末から維新まで激動の時代を、豊富な図版を交えて、時系列に解説しています。文章も論文調ではなく読み物調の文体で書かれていて、読みやすいです。
また、表層的な理解に陥らないように、コラムと人物伝も豊富で、受検対策として、繰り返して読むのにも適しています。
奥付に、作家の誉田龍一さんがテキスト執筆者に名前を連ねていました。
なお、本書の販売は、書泉グランデや芳林堂書店、リブロなどのごく一部の書店店頭と「検定、受け付けてます」サイトからでのネット販売のみとなっています。
ほかに、幕末の歴史のお勉強用には、下記の2冊も入手しました。
■Amazon.co.jp
『幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉』(井上勝生・岩波書店)
『幕末史』(半藤一利・新潮文庫)