『文蔵 2017.5』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、電車、バスから船、人力車まで 小説で感じる「乗り物の魅力」 です。
書評家の大矢博子さんが、鉄道、車、船・飛行機、その他と、乗り物別におすすめの乗り物小説をガイドします。その守備範囲はミステリから歴史、社会、人間模様、SFまで、実に多岐にわたっています。
時代小説ファンとしてうれしいのは、江戸や明治の乗り物である、駕籠や馬車まで取り上げていること。山本一力さんの『深川駕籠』や山田風太郎さんの『幻燈辻馬車』を紹介しています。
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『文蔵 2017.5』(PHP文芸文庫)
『深川駕籠』(祥伝社文庫)
『幻燈辻馬車』(角川文庫)