『文蔵 2017.2』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、家族小説から恋愛、ミステリまで 「寒い日に読みたい心あたたまる小説」 です。
巻頭のブックガイドでは、書評家の吉田伸子さんが、家族愛に満ちた感動の物語、心にぽっとあかりを灯す恋愛小説、しみじみと胸に沁みるSF&ミステリといった切り口で、心あたたまる小説を紹介しています。
寒波が到来して降雪のニュースも聞かれる昨今、体ばかりでなく、心からあたたまりたいそんな気分にピッタリの企画です。タイムリーなテーマ選びに感心させられます。
ブックガイドでは現代小説ばかりで時代小説の出番はないので、連載小説を楽しもうと思います。
あさのあつこさんの市井もの「おいち不思議がたり 飛翔篇」と宮本昌孝さんの戦国時代小説「天離り果つる国(あまさかりはつるくに)」、山本一力さんの痛快な商家小説「献残屋佐吉御用帖」と、どれから読もうか食指が動きます。
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『文蔵 2017.2』(PHP文芸文庫)