岡田秀文さんの『信長の影』が双葉文庫より刊行されました。
上杉謙信、織田信光、浅井長政、柴田勝家、足利義昭、蒲生氏郷、織田秀信、土田御前。信長のライバルや身内、家臣らは、戦国の覇者・織田信長をどう見ていたのか。嫉妬、焦燥、矜持、疑心、様々な心情が渦巻く中で、戦国を生きた者たちは、強大な影に搦めとられていく……。
『本能寺六夜物語』で本能寺の変の真相を、六人の関係者たちの語りを通して明らかにしていった著者が、再びユニークな手法で、織田信長の秘密に挑んだ連作時代小説集です。
「もし、上司が信長だったら。もし息子が」という文庫本の帯が秀逸で、読んでみたくなりました。