先週末に、新潟県長岡市にある、河井継之助記念館へ行ってきました。
河井継之助(かわいつぎのすけ。長岡では「つぐのすけ」ではなく「つぎのすけ」)と呼びます)は、幕末の越後長岡藩を率いた藩の重臣で軍事総督。司馬遼太郎さんの『峠』の主人公として知る人ぞ知る人物です。
継之助が西国遊歴の模様を書き綴った旅日記『塵壺』(複製)、愛用の硯や軍扇など、展示物は多くはありませんでしたが、戊辰戦争で戦死し、明治政府にとって賊軍の将ということを考えると、よくぞ資料が残っていたというべきかもしれません。
継之助の終焉の地である、会津領塩沢村(福島県南会津郡只見町)にも河井継之助記念館(開館期間:4月下旬~11月中旬まで)はあります。
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