北重人さんの『花晒し』を読んでいるときから、江戸の町並みが気になり始めて、久々に「時代小説マップ」をアップデートしてみました。
北さんは、五十歳を前にして作家デビューを去れる前は、建築家で都市環境計画を本職とされていました。そのせいか、時代小説にも江戸の町の地理や成り立ちに筆が及ぶことが多くて、スマホの地図便りに行動する現代人の視点から、作品の世界を楽しむことができるという稀有な特徴があります。
「時代小説マップ」のコンテンツ自体は昔に作ったものですが、紹介する時代小説も徐々に追加していきたいと思います。