第18回歴史群像大賞入賞者で、『天を裂く 水野勝成放浪記』で鮮烈なデビューを飾った、大塚卓嗣さんの新刊『宮本伊織』(単行本)が学研マーケティングから発売になりました。
播磨の庄屋の次男・伊織は、叔父の宮本武蔵の養子にされ、強引に明石藩主・小笠原忠政の小姓にされた。武家の作法も知らず、剣すら振れない自分がなぜ? 混乱し反発する伊織だが、自分の前にも武蔵に養子がいたことを知り、やがて一つの結論にたどり着く……。
武蔵の息子にして、二十歳の家老! 知られざる武蔵の養子・伊織を大塚さんがどのように描くか、興味津々です。