谷津矢車さんの『蔦屋』を時代小説ブックガイドにアップしました。
著者の谷津矢車さんは、デビュー作の『洛中洛外画狂伝』で注目される、若手時代小説家。本書の帯には、「“二十代最強の時代小説家”谷津矢車第二作」とキャッチコピーが書かれている。
前作では、安土桃山時代を代表する絵師狩野永徳を主人公に据えたが、今回は江戸の出版プロデューサー、蔦屋重三郎をフィーチャーしている。喜多川歌麿、大田南畝、山東京伝ら、重三郎が手掛けた人気作家たちが続々登場するのも楽しい。
(更新日:2014年4月25日、全1163タイトル)⇒「時代小説ブックガイド・目次」)