『文蔵 2013.10』(PHP研究所・PHP文芸文庫)は、創刊8周年記念号で、特集は、心がよろこぶ 「掌編小説」競作。
荻原浩さん、大崎梢さん、門井慶喜さん、朝倉卓弥さん、初野晴さんの掌編小説を掲載している。門井さんの「小さな外交戦争」は、明治八年ごろ、会津若松の東山温泉から東京までイギリス人を護送した目明かしの話で、スパイスが効いていて面白かった。
今号から、中村彰彦さんの新連載「疾風に折れぬ花あり」が始まった。天正十年の信州高遠城が舞台の戦国時代小説。しばらく楽しめそうだ。
『文蔵 2013.10』(PHP研究所・PHP文芸文庫)は、創刊8周年記念号で、特集は、心がよろこぶ 「掌編小説」競作。
荻原浩さん、大崎梢さん、門井慶喜さん、朝倉卓弥さん、初野晴さんの掌編小説を掲載している。門井さんの「小さな外交戦争」は、明治八年ごろ、会津若松の東山温泉から東京までイギリス人を護送した目明かしの話で、スパイスが効いていて面白かった。
今号から、中村彰彦さんの新連載「疾風に折れぬ花あり」が始まった。天正十年の信州高遠城が舞台の戦国時代小説。しばらく楽しめそうだ。