作家の山内美樹子さんから、青森県の地元紙の「陸奥新報」に連載中の「早道之者あだこ」の掲載紙1カ月分(第五章から第八章の4回分)を送っていただいた。
「早道之者あだこ」は、元禄時代の津軽藩を舞台にした時代小説。主人公は、津軽藩の忍び〈早道之者〉の家に生まれた、くの一・あだこ。津軽藩主津軽信政の異腹弟信章の一家の不遇な境遇に同情の念をもつあだこは、父・対馬十兵衛より、信章との出会いと親密な交流ぶりについて話を聞いた…。
いろいろな伏線が張られていき、ますます信章の事件の謎は深まっていく。物語の展開が気になっていき、早く続きが読みたいところ。
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