『文蔵 2013.5』(PHP研究所・PHP文芸文庫)が家に届く。
今号の特集は、「ガリレオ」シリーズ、『白夜行』から、最新作『夢幻花』まで、東野圭吾 その作品世界の魅力。
最新刊の長編ミステリー『夢幻花』について、著者の特別寄稿から、ブックガイド、アンケートによる、書店員が選ぶ、私の「この一冊」など、ファンには楽しみな特集だ。
『夢幻花』をより愉しむために、物語の舞台を歩くという企画で、朝顔市でおなじみの入谷をガイドしていた。懐かしい町で、久しぶりに訪れてみたくなった。
村木嵐さんの「雪に咲く」、火坂雅志さんの「鬼神の如く」と、時代小説の連載が少なくなってしまったのが、ちょっと淋しい。