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「本屋が選ぶ 時代小説大賞 2011」の受賞作 

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伊東潤さんの『黒南風の海』が「本屋が選ぶ 時代小説大賞 2011」を受賞した。(忙しさにかまけて、最近、新聞広告にちゃんと目を通していなかったので、今日気がついた次第)

http://www.php-biz.jp/article/cat12/_2011/

あれ、「本屋大賞」はよく知られているが、「本屋が選ぶ 時代小説大賞」って、そんな賞あったかなあと思っていたら、今年創設された賞とのこと。

この賞は、月刊誌「オール讀物」(文藝春秋刊)が主催し、この1年間に発刊された時代小説から、その年のベスト1を選ぶものだそうだ。というわけで、「オール讀物」のサイトに、その選考員であるベテラン書店員さんの話と、栄えある第1回の受賞者の伊東潤さんのインタビューが掲載されていた。

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時代小説が文庫書き下ろし作品に売り場をジャックされつつある現状で、単行本を対象にした時代小説専門の賞が創設されたことは、ファンとしてたいへん喜ばしい限りだ。

時代小説の更なる隆盛のためにも、バランスを取るうえでも、文庫書き下ろしを対象にした賞もほしいなあ。