@jidaishow: からくり錠前という、鍵の仕組みにからくりを仕込んだものがあることを知った。江戸の錠前師たちは西洋の鍵のように鍵の形を複雑にするよりも、鍵穴をいかに隠すか、鍵を開けるまでにいかにさまざまな手順を踏ませるかに、心血を注いだという。『緋色からくり』ではからくり錠の妙味も堪能できる。
2011-10-07 00:15:00 via web
@jidaishow: 『緋色からくり』の作品の面白さは、魅力的なヒロインとその愛猫だけでない。死の謎を追うお緋名が巨大な陰謀に巻き込まれていくハードボイルドタッチのところ。ワクワクドキドキしながらページを繰っていった。
2011-10-07 00:09:31 via web
@jidaishow: 『緋色からくり』の表紙装画は村田涼平さんが担当されている。お緋名と一緒に描かれている猫の大福がなんとも可愛い。猫が活躍する傑作時代小説として記憶しておきたいところ。
2011-10-07 00:06:22 via web
@jidaishow: 年の頃は二十四、五、目許涼やかで色白の、きりりとした美人。艶やかな黒髪で櫛巻にした髪を彩るのは、鴇色の小さな玉簪。花色の青も鮮やかな縦縞の小袖をいなせに腰ではしょり、すらりとした脚には藍の股引、廻り髪結いが持つ鬢盥のような道具箱を手にする。ヒロインお緋名の描写は装画のとおり。
2011-10-07 00:04:18 via web
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