@jidaishow: 古い読書録(1998年10月当時)を整理していたら、ケイブンシャ文庫という懐かしい名が出てきた。どんな漢字表記だったか思い出せず、ググってみた。2002年に倒産していんだ。URL
2011-09-28 23:11:42 via web
@jidaishow: 『軍鶏侍』は、視覚的イメージが広がるような情景描写と、闊達とした人物造形、巧みに構成された物語で、新人の作品とは思えない質の高さを感じる。次回作が楽しみな時代小説家の登場である。
2011-09-28 00:36:12 via web
@jidaishow: 『軍鶏侍』の一話めでは、江戸修行時代の親友が登場し、第二話の「沈める鐘」では、やもめの主人公に嫁取り話が…。第三話では、主人公の弟子になる少年にスポットを当て、四話ではユーモアを味わえ、最終話では剣術遣いの業のようなものを描き、全体を通して魅力的なヒーローを生み出している。
2011-09-28 00:30:34 via web
@jidaishow: 『軍鶏侍』は、タイトルにあるとおり、軍鶏の飼育にはまってしまった、中年男が主人公。軍鶏の生態や飼育の様子などが、詳細に描かれて興味深い。とくに、秘剣を編み出すきっかけともなる闘鶏シーンが圧巻。物語は連作形式で展開するが、その構成も巧みだ。
2011-09-28 00:22:24 via web
@jidaishow: 『軍鶏侍』の主人公・岩倉源太夫は、闘鶏を見て「蹴殺し」という秘剣を編み出した剣の達人。人間関係のわずらわしさから、三十九歳の時に、隠居し、道場開きを願い出た。隠居の許しは簡単におりたが、道場開きの願いは許可されなかった。その源太夫がある夜、筆頭家老から呼び出しを受ける…。
2011-09-28 00:19:25 via web
@jidaishow: 野口卓さんの『軍鶏侍』を読んだ。南国の園瀬藩(架空)を舞台に、藩内の政争に巻き込まれる隠居侍を主人公とした時代小説。藤沢周平さんの「海坂藩(うなさかはん)」ものを想起させてくれて、大いに楽しめた。URL
2011-09-28 00:11:08 via web
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