@jidaishow: 親友を上意討ちし、脱藩して始まった「居眠り磐音」シリーズ。悲劇をバネに読者を引き付け、主人公への共感を深めていく。家基の死がシリーズにとって大きな意味を持っていく。そして重石が取れた新展開の物語を続いて読んでみようと思った。
2011-09-07 23:49:36 via web
@jidaishow: 『更衣ノ鷹』の下巻を読んで、シリーズが新しい局面を迎えたことを知る。あとがきによると、作者は上巻と下巻を書く間に、イタリアのサルデニア島とフランスのコルシカ島を旅したという。リフレッシュして体調を整えた思いが伝わってくる。なるほど、下巻の密度は濃い。
2011-09-07 23:44:57 via web
@jidaishow: とはいえ、佐伯さんのヒーローは強すぎて勝ち過ぎる傾向があるから、老中田沼意次を敵役に据えることは、この物語を面白くするために有効に働いている。自分は田沼意次の政治については、松平定信より数等ましとする考えの人なので、意次を悪者にするのは好きではないが…。
2011-09-07 23:40:28 via web
@jidaishow: 少し前から「居眠り磐音」があまり楽しめないと感じていたのは、磐音が家基の剣術指南をつとめるなど、将軍即位を願う側の人間であることによっていた。読者は確実に迫りくる悲劇のときに立ち会うために読み進めなければならないわけだ。
2011-09-07 23:36:09 via web
@jidaishow: 久しぶりに、佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズを読む。『更衣ノ鷹』で止まっていた。読み進められなかったのは、シリーズ初の上下巻のためではなく、十代将軍家治の世子・家基の鷹狩りを描いている巻のため。
2011-09-07 23:32:34 via web
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