@jidaishow: 『黒南風の海』を読んでいると、当時の日本の軍事力(戦術や武器)がアジアでトップクラスであったことを再認識する。同時に文禄の役で秀吉軍を苦しめた最大の敵が「冬将軍」だったことも知る。この戦いについては積極的に知ろうとしなかったこともあるが、あまりにも知らないことに気付く。
2011-07-31 10:45:04 via web
@jidaishow: 『黒南風の海』では、実在した降倭(朝鮮側に降った日本人)武将の沙也可(さやか)が登場する。作者なりの解釈で、その正体があきらかになる。一人の妄執から始まった大義なき侵略戦争と、課せられた状況下で、国を越えて人としてなすべきことをなそうとした男たちの物語。
2011-07-31 10:34:46 via web
@jidaishow: 伊東潤さんの『黒南風の海』を読了。「文禄・慶長の役」での加藤清正の戦いぶりを新感覚で描き、面白く読めた。好戦派として描かれることの多い清正だが、この作品では、思慮深くて内に熱いものを秘めた武将として描かれ、魅力的だ。北方謙三さんの中国歴史小説のヒーローのように。
2011-07-31 10:23:02 via web
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