@jidaishow: 『黒船の密約』に、『嘉永明治年間録』(吉野真保編)という、嘉永から明治初年までの政治・経済の記録を記した史書のことが出てくる。ちょっと内容が気になったが、1968年に巌南堂書店から刊行されたことがあるらしいが、今では入手困難みたいだ。
2011-05-23 22:17:51 via web
@jidaishow: 『黒船の密約』は、外国人が主人公ということもあり、海外冒険小説っぽいと思って読んでいたら、最後までそのトーンが変わらない。村上博基さんの訳だよって、言われたても納得しそう。「四十九年人」「サマーズ号の反乱」「密航者と死者」「羊たちの墓標」など章のタイトルも翻訳ものを意識している。
2011-05-23 21:56:48 via web
@jidaishow: 『黒船の密約』では、浦賀奉行所の香山栄左衛門や中島三郎助、吉田松陰ら、黒船ゆかりの日本人も登場するが、主な登場人物はサスケハナ、ミシシッピーなど米国連合艦隊の乗組員たち。蓬田やすひろさんの装画だけを見てジャケ買いすると、ミスリードしてしまう。
2011-05-23 21:50:15 via web
@jidaishow: 羽太雄平さんの『黒船の密約』を読了。チャレンジングな時代小説だなあ。米国人の側からペリーの日本遠征を描いた作品。主人公は通訳として日本遠征に加わったサミュエル・ウェルズ・ウィリアムズで、ペリーの息子のオリバーが準主役。URL
2011-05-23 21:44:04 via web
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