今日からゴールデンウィークに入ったが、家族の都合だったり、休日出勤が入ったりで、出かける予定が立てられなかった。東京で有意義に過ごす方法を考えたほうがいいのかもしれない。
休日の東京の町歩きのヒントを求めて、逢坂剛さんの『お江戸東京極上スイーツ散歩』を読み返してみた。
- 作者: 岸朝子,逢坂剛
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
桜餅や水羊羹という季節の和菓子や上生菓子、暮らしの中でアクセントをつけてくれる、団子、饅頭、どら焼き、大福、せんべい…。
この本は、江戸情緒を今に伝える、東京の老舗和菓子店のとっておきの逸品を、江戸っ子たちを魅了したお菓子を選び、その魅力と店の歴史、主人の人柄などを、作家の逢坂剛さんがスイーツへの愛情を込めて伝えてくれる。
絶品スイーツを選んだのは、『東京五つ星の手みやげ』で知られる、おいしいものを知り尽くした、岸朝子さん。遠藤宏さんの写真も加わった、スイーツのドリームチームで読んで見ているうちに、無性に食べたくなってしまう。空腹時にはちょっと罪な本。
- 作者: 岸朝子
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2004/03/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 6人 クリック: 146回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
逢坂さんは、時代小説作家の中で、トップクラスの和菓子好きなよう。先日読んだ『伴天連の呪い 道連れ彦輔』でも、主人公が冷えた甘酒を飲むシーンが出てきて、真似してみたくなった。
- 作者: 逢坂剛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
本を見ているうちに、あれも食べたい、これもいいね!というふうにしぼりきれなくなってしまった。とにかく、PCを終了して、街に出て、おいしい和菓子をゲットしよう。