国語・国文学の専門出版社・学燈社の月刊誌「國文學」の2009年6月号(5/11発売)で「時代小説の味わい方」と題した特集を組みます。
http://www.gakutousya.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=0192
- 出版社/メーカー: 学燈社
- 発売日: 2009/05/12
- メディア: 雑誌
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特集で扱っている作家は、池波正太郎、藤沢周平、司馬遼太郎、柴田錬三郎、直木三十五、平岩弓枝、野村胡堂、佐伯泰英、山本周五郎、大佛次郎、五味康祐、山田風太郎。大御所の時代小説家たちのラインナップの中に佐伯さんが入っているのが今を感じます。私の好きな時代小説10撰と題した小特集もあります。
国語(ことば)と文学のスペシャリストたちが時代小説をどのように斬るのか、興味深いところです。従来から大衆文学の一ジャンルとして扱われることが多い時代小説の立ち位置について、また、現在の時代小説ブームについて、どう見ているのか時代小説ファンとして注目したいです。本誌が書店に並んだら、ぜひ手にとってみたいと思いました。
目次を見ていたら、気鋭の時代小説家の楠木誠一郎さんによる「時代小説を読むための江戸豆知識――江戸南町奉行所同心「國文學之進」の二十四時間」という記事があり、惹かれました。
編集部のOさん、情報の提供ありがとうございます。
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