夏バテ気味で家でゴロゴロ読書三昧と考えていたが、上野の東京国立博物館・平成館で開催中の「対決 巨匠たちの日本美術」を見に行った。与謝蕪村や伊藤若冲、池大雅、野々村仁清など、江戸時代の京を舞台に活躍した絵師・陶芸家の作品を見たくなり、思い切って出かけた。澤田ふじ子さんの時代小説にこれらの芸術家の名前や作品がしばしば登場して、ずっと気になっていた。
展示は国宝を含む貴重な展示物が多いこと、画壇のビッグネームの作品を対決形式で見せていくというわかりやすい図式が当たったのか大盛況で、すごい人出で作品をじっくりと鑑賞できる状況ではなく、図録を購入してディテールは押さえることにして、円空や木喰の木彫や、狩野永徳、長谷川等伯の屏風絵など大型の展示物を肉眼で目に焼き付けるようにした。
久々の上野ということで、池之端の藪蕎麦でざるそばを食べ、甘味処みはしで白玉クリームあんみつを食べて帰ってきた。
●対決 巨匠たちの日本美術
asahi.com : 朝日新聞社 - 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
東京・上野の東京国立博物館で2008年7月8日より開催する「特別展「対決−巨匠たちの日本美術」」公式サイトです。
●対決 巨匠たちの日本美術 ヴァーチャル美術展
http://www.diam.co.jp/special/kokka/