市井人情 お鳥見女房の珠世さんに癒される 諸田玲子さんの『鷹姫さま お鳥見女房』を読む。お鳥見役の女房で四人の子どもたちの母親でもある、珠世をヒロインとした、連作時代小説の第3弾。 鳥見役の裏の任務である隠密の役目を果たして帰還した夫の伴之助は、心に傷を負い、以前の夫とは変わってい... 市井人情武家江戸
市井人情 江戸城築城と太田道灌 佐伯泰英さんの『竜笛嫋々』を読んだ。「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第八弾である。酔いどれの中年(五十過ぎで江戸時代は老年に近い)の赤目小籐次が活躍する人気時代小説。来島水軍流の剣の達人で、風貌からは想像できない颯爽とした活躍ぶり、市井の人... 市井人情武家江戸痛快