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江戸文化歴史検定前に、なぜか気になる明治のこと

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江戸文化歴史検定の受検票が届いたからだろうか、もっと江戸の勉強をしなきゃという強迫観念に駆られる。1級の公式テキストである『江戸博覧強記』がまだ1/3ぐらいしか読めていないことも焦りの原因かもしれない。

そんな中で、『お江戸案内 パッケージツアーガイド』という、江戸時代のおすすめ周遊コースを紹介する江戸入門書をいただいた。「買物天国と江戸三男探し」「厳選、江戸のご利益ツアー」「見たい!会いたい!!江戸の美女たち」など江戸歩きのパッケージツアーを8コース、マンガと浮世絵を交えて紹介してくれる。寝転んで読める、肩の凝らない読み物だが、『書いておぼえる「江戸名所図会」くずし字入門』の著者の菅野俊輔さんと『観光都市江戸の誕生』の著者の安藤優一郎さんのお二人がコース監修をされているので、基本的なポイントは押さえられている。

お江戸案内パッケージツアーガイド (ものしりミニシリーズ)

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観光都市 江戸の誕生 (新潮新書)

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さて、江戸にどっぷり浸かっておきたいところだが、今、明治時代のことが気になっている。松井今朝子さんの『銀座開化おもかげ草紙』を読んでいるせいなのだが…。描かれている時代は明治七年ごろ、江戸と明治が混在している様子が新鮮である。主人公の久保田宗八郎は、元旗本の次男坊で、幕府瓦解後に蝦夷地に渡り、1年前に東京に戻ってきたところで、世捨て人同然の生活を送っていた…。江戸ブームの次に明治ブームが来るのだろうか?

銀座開化おもかげ草紙 (新潮文庫)

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