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博多を舞台に、居眠り磐音が活躍する

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「ほぼ日刊」とタイトルに付けながら、1週間以上も怠けてしまった。つくづく、ブログは勢いと習慣の賜物だなあと思ってしまう。

さて、ブログを書かなかった間に、佐伯泰英さんの『荒海ノ津』を読んだ。

荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)

荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)

坂崎磐音とおこんは、関前滞在中に起こった関前藩の騒動に絡み、博多の大商人箱崎屋次郎平と知り合った。シリーズ第二十二作目の今回、江戸の両替商今津屋とも昵懇という箱崎屋の主人から、博多に招かれ、二人は博多に到着する。

箱崎屋に歓待されるばかりでなく、福岡藩黒田家の重臣で大の剣術好きの吉田久兵衛から藩道場へも招かれる。福岡・博多に舞台を移しても居眠り磐音の活躍ぶりが楽しめるのが最大の見所。

そういえば、佐伯さんの「交代寄合伊那衆異聞」シリーズも長崎を舞台にしており、九州づいている。

阿片(交代寄合伊那衆異聞) (講談社文庫)

阿片(交代寄合伊那衆異聞) (講談社文庫)

「居眠り磐音」シリーズを原作に、NHK木曜時代劇の枠で、2007年7月より「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙」が放送される。山本耕史さん、中越典子さん、原田夏希さん、笛木優子さん、近藤正臣さんほかが出演するそうだ。楽しみである。

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)