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2006-12

市井人情

霊岸島って江戸っぽいなあ

千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読み終えた。『大川端ふたり舟』は、「霊岸島捕物控」とサブタイトルが付けられている通り、霊岸島を縄張りとする岡っ引きの娘・お妙が活躍する捕物小説である。 大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-...
江戸検

江戸文化歴史検定2級に合格

昨日、11月3日に受検した「江戸文化歴史検定」の結果が家に届いた。2級に合格していた。 江戸文化歴史検定2級の認定証とバッジも同封されていた。 採点結果では、問題別の全体の正答率が出されていて興味深かった。 いちばん正答率が高かったのは第3...
市井人情

文化三年の大火を描いた時代小説

千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読んでいる。文化三年(1806)三月四日に起きた、江戸の三大大火の一つで、後に「車町の大火」と呼ばれる火事を描いた捕物小説である。 大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-2)) 作者: 千野...
幕末維新

西洋銃器も駆使し、攻撃力を増す座光寺藤之助

佐伯泰英さんの『邪宗』を読み終える。「交代寄合伊那衆異聞」シリーズの第四弾になるが、ようやくこのシリーズの方向性が見えてきた気がする。日本と外国、保守と革新という対立軸を見せながら、展開していく幕末を舞台にしたエンターテインメント時代小説と...
幕末維新

佐伯泰英作品と長崎

『邪宗』を読み始めた。佐伯泰英さんの「交代寄合伊那衆異聞」の第4弾である。佐伯さんの時代小説はストーリー展開が速くて、主人公のスーパーヒーローぶりが痛快で読みやすい。ということで次々出てくる新作を次々に読むことになる。多くのファンをもつ理由...