エーピーピーカンパニーの『江戸明治東京重ね地図』を借りて、資料として使わせていただいた。江戸時代と明治時代と現在の東京(江戸)の詳細な地図を収録した地図ソフトだが、18,900円と高額だったので、今まで欲しかったのだが購入できずにいたものである。
江戸明治東京重ね地図―あなたの職場、学校、住まいの昔がわかる 安政三年1856年度実測復元地図/明治四十年1907前後復元
- 出版社/メーカー: エーピーピーカンパニー
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
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江戸の地図は安政三年度実測復元地図を、明治の地図は明治四十年前後復元地図をベースにしている。切絵図ではエリアごとに縮尺が違っていたり、地図自体が不正確だったりして、現在の場所と重ね合わせて理解することが難しいことがあるが、このソフトではクリックするだけで、江戸・明治・現在が切り替えられて便利である。
また、大名屋敷では、藩名や石高、屋敷の坪数なども掲載されていてわかりやすい。たとえば、松平とついた大名が多くて、どこの藩主なのかが今までは分かりづらかったが、このソフトなら一発で解決する。また、幕府の役職を持つ旗本屋敷にはその役職名も記載されているし、屋敷の一部を貸していればそのことも書かれている。
また、うれしい機能の一つとして、マイポイント設定がある。利用者が最大1000件まで情報の追加登録が可能なこと。メモや写真を付けることができるのだ。たとえば、時代小説の舞台をマークしていくことができる。
あー、返却するのが惜しくなった。自分へのクリスマスプレゼントで買おうかな。