7月16日の東京新聞朝刊に、『殿様の通信簿』の書評が掲載された。理流というウェブと同じペンネームを使わせていただいたが、編集の都合上、時代小説評論家として紹介していただいた。自分の書いたものが新聞の活字になるのはやっぱりうれしい。
『殿様の通信簿』は、茨城大学助教授の磯田道史さんの歴史エッセイ。磯田さんは、『武士の家計簿』で注目される歴史学者で、“平成の司馬遼太郎”というキャッチフレーズもついているようだ。同名のコラムを朝日新聞のBeに連載されている。殿様たちの意外な面が面白く紹介されていて興味深い。
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さて、『殿様の通信簿』は注目の書らしくて、同日の朝日新聞でも文芸評論家の野口武彦さんによる書評が掲載されていた。野口さんは、金沢藩の三代藩主前田利常を中心に評を展開されていて、とても参考になった。内容がかぶらなくて良かった。野口武彦さんは、『大江戸曲者列伝 太平の巻』『幕末気分』などの著作がある、近世文学および近現代文学の研究で知られる文芸評論家。
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コメント
こんばんは~。
この間、テレビのチャンネルを何気にNHK教育に合わせたら「知るを楽しむ」(たしかそういう番組名だったと思います)で「拝見、武士の家計簿」を放送していました。ご覧になりましたか?既に第三回だったらしく、もっと早く見ればよかった・・・。作者の「磯田道史」さんが詳しく解説してくれます。再現VTRのようなもの楽しかったです。
見逃していました。残念です。再現VTRは面白そうですね。再放送したら見ます。