「小説新潮」と山本周五郎賞

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「小説新潮」7月号で、山本周五郎賞記念特集をやっていた。第十九回山本周五郎賞は宇月原晴明さんの『安徳天皇漂海記』である。文芸評論家の縄田一男さんによる受賞者インタビューも掲載されている。宇月原さんの作品は、気になりながらも未読。これを機会に読んでみよう。

安徳天皇漂海記

安徳天皇漂海記

山本周五郎賞の歴代受賞者の中で時代小説での受賞は、以下の2回。

第16回 平成15年度 京極夏彦さん 『覘き小平次』

第14回 平成13年度 乙川優三郎さん 『五年の梅』

山本周五郎さんの活躍した時代小説というジャンルを思うと、ちょっと少ないのが残念。その他では、第3回の佐々木譲さん(『エトロフ発緊急電』)、第6回の宮部みゆきさん(『火車』)がそれぞれ受賞されている。

覘き小平次 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

覘き小平次 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

五年の梅 (新潮文庫)

五年の梅 (新潮文庫)

関川夏央さん、中原誠さんら著名人による「山本周五郎この一作! 時代小説」というエッセイが掲載されている。中江有里さんの「ひとごろし」はちょっと気になる。久しぶりに山本周五郎さんの短篇でも読んで誰かにやさしくしたくなるような温かい心持ちになろうかな。

小説新潮

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