2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

2006-06-07

ユーモア

紀伊国屋文左衛門とみかん伝説

米村圭伍さんの『紀文大尽舞』を読み始めた。「沖の暗いのに白帆がみえる あれは紀の国蜜柑船」と、カッポレの唄にも歌われた、紀伊国屋文左衛門のみかん伝説が紹介されていた。貞享二年(1685)の秋、紀州有田は、例年になくみかんが大豊作だった。収穫...