「Google アラート」で時代小説のニュースをキャッチしようとしている話は以前にこのブログで書いたと思う。時代小説というテーマはニュース性がさほど高く、新聞やニュースサイトの題材になることが少ない成果、1週間に1回ぐらいしか配信されてこないのが少し残念だ。
さて、本日配信された「時代小説 に関する Google アラート」で、ゲンダイネット(「日刊ゲンダイ」のウェブサイト)で、時代小説の大御所の津本陽さんが新作『国定忠治』の執筆動機についてインタビューで語っているものが紹介された。
「国定忠治は、賭場荒らしで縄張りを広げ、庶民を助ける義賊の大親分になった。非常に面白い悪党で、そんな彼がなぜ当時の庶民のヒーローになり得たのかを、一度キッチリ書いてみたかったわけです」
「ゲンダイネット」より(注:該当ページは削除されています)
山本一力さんの『草笛の音次郎』を読んだばかりで、もっと股旅物を読んでみたいと思っていたところだったので、単行本ではあるが食指が動いた。
ちなみに、このサイトはおやじ向けなのか、編集担当者の趣味か、最近、時代小説をよく取り上げてくれる。書籍コーナーの著者インタビューのバックナンバーを見ると、4月に入って、『竹千代を盗め』の岩井三四二さん(今ちょうど、『月ノ浦惣庄公事置書』を読んでいてタイムリーな人選)、『漂民ダンケッチの生涯』の神坂次郎さんを取り上げ、NEW WAVEのコーナーでは、犬飼六岐さんのペンネームの由来を聞いている。チェックしたいサイトの一つである。
「ゲンダイネット」より(注:該当ページは削除されています)
- 作者: 津本陽
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 作者: 山本一力
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (15件) を見る
- 作者: 岩井三四二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 神坂次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る