女性 再生と希望の時代小説 乙川優三郎さんの『冬の標(しるべ)』を読み始めた。乙川さんは、『霧の橋』で第7回時代小説大賞(平成9年)を受賞してデビューして以来、文学性の高い良質な時代小説を発表し続ける作家の一人である。 デビュー当時は、マスメディアから「第二の藤沢周平... 2019.11.04 女性江戸芸道