箱根で時代小説を

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週末、家族と箱根へ出かけた。赤や黄に色づき始めた山が美しく、秋の風情を満喫できた。今回は初めて箱根神社を訪れる。芦ノ湖に鳥居を浮かべるこの神社は、奈良時代末期に創建され、源頼朝や北条早雲・氏綱、徳川家康らの寄進を集めた名社で、なかなか風情があった。

箱根の関所は東海道中の要所ということもあり、箱根を舞台にした時代小説は多い。佐伯泰英さんの『酔いどれ小籐次留書 御鑓拝借』では、主人公の赤目小籐次が、箱根で来島水軍流剣を駆使して大活躍する。また、平岩弓枝さんの「はやぶさ新八」シリーズでは、『はやぶさ新八御用旅〈1〉東海道五十三次』と『はやぶさ新八御用帳〈4〉鬼勘の娘』には、「箱根七湯」の二つの話で主人公の隼新八郎が箱根を訪れている。

そのほか、時代小説ではないが、『平成お徒歩日記』は、著者の宮部みゆきさんが箱根旧街道を歩かれていて面白い。

最近、北条早雲(伊勢新九郎)が気になりだしたので、司馬遼太郎さんの『箱根の坂』を読んでみようと思う。

御鑓拝借―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

御鑓拝借―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次 (講談社文庫)

はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次 (講談社文庫)

平成お徒歩日記 (新潮文庫)

平成お徒歩日記 (新潮文庫)

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

コメント

  1. 絶間@司馬ふぁん より:

    「箱根の坂」はお薦めのひとつです。
    あまりにも現代的な早雲ですが、非常に魅力的です。おいしいコーヒー屋でコーヒーを飲みながら話をしてみたい、そんな早雲です。