御宿かわせみの不思議

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久々に『鬼女の花摘み 御宿かわせみ30』を読んでいる。物語の舞台となっている時代はいつなのか? おるいや東吾たちの年齢はいくつになったのか? 軍艦操練所に通っている東吾が、姫路藩で建造されたばかりの速鳥丸の操船指導に携わるというシーンが出てくるので、安政五年(1858)頃か。

『歴史小説の懐』で、山室恭子さんが、「『御宿かわせみ』のおるいさんは、なぜ歳をとらないのか?」と疑問を投げかけ、雑誌連載に合わせて季節を経過して行くのに、いつまでも若々しいおるいさんの秘密に迫っていた。

ところが、『鬼女の花摘み』では、るいの娘千春がすっかり大きくなっているし、「初春夢づくし」の話では、従姉の娘・佐代が登場して、従姉がるいより少々年上で四十四歳とされている。るいも三十代後半ということだろうか?

「御宿かわせみの世界」の「御宿かわせみ」年表によると、「初春夢づくし」のときに、38歳と算出している。ちなみに千春は7歳で神林麻太郎は13歳。なるほど。

かわせみの世界が楽しめる『「御宿かわせみ」読本』でも読み返してみよう。

「御宿かわせみの世界」

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「御宿かわせみ」に関するデータを網羅。全タイトル、あらすじ、TV化対決など情報満載。

御宿かわせみ (30) 鬼女の花摘み (文春文庫)

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歴史小説の懐

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「御宿かわせみ」読本 (文春文庫)

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