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2005-08-22

市井人情

江戸の料理茶屋ときたな細工

宇江佐真理さんの『涙堂 琴女癸酉日記 (講談社文庫)』を読んでいたら、料理茶屋について、主人公の高岡琴が日記に綴っている箇所があり、興味深かった。 『賀太郎、王子へ出かける。王子稲荷前の海老屋は近ごろ評判の料理茶屋なり。王子には他に扇屋あり...