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たまには中国時代小説を

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森福都さんの『長安牡丹花異聞 (文春文庫)』が文庫化されたので、即ゲット! 時代小説をテーマにしたWebサイトを運営しているが、なかなか中国ものまでカバーしきれていない。ワープロで変換できない漢字が出てくるのが少し嫌だが、中国ものも時代小説の範疇に入れて、扱っていきたいと思っている。

森福さんの作品については、前々から気になっていた。最近、『十八面の骰子 (光文社文庫)』も文庫になり、読み時と思われる。会社員のかたわら執筆活動をされていることもあり寡作だが、その分、一冊一冊が面白いはず。

長安牡丹花異聞 (文春文庫)』は、中国奇想小説を6編収録した作品集。唐の都・長安の少年黄良が発明した、夜に輝く牡丹をめぐる話(表題作)で、第3回松本清張賞を受賞している。ベッドの中で、眠りにつく前に読みたい作品だ。

松本清張賞受賞作紹介

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SC/PrizeInform?SHOUCD=299

長安牡丹花異聞 (文春文庫)

長安牡丹花異聞 (文春文庫)

十八面の骰子 (光文社文庫)

十八面の骰子 (光文社文庫)

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