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守貞謾稿(1)

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今朝の「めざましテレビ」(フジテレビ)を見ていたら、新潟県三条市の「凧揚げ(いかあげ)合戦」を取り上げていた。隣の見附市も旧中ノ島町と刈谷田川を挟んで「凧揚げ合戦」を大掛かりにやっているが、「いかあげ」とは言っていなかったように記憶している。

もともとは「凧揚げ」は「いかあげ」と呼ぶのが正しく、江戸幕府の禁令がもとで、「たこあげ」と呼ぶように変わったというように解説し、江戸時代に書かれた風俗志『守貞謾稿』の「紙鳶」という記述を出典として紹介していて気になった。

凧揚げが登場する時代小説はいくつかあるが、いずれも普通に「たこあげ」だったように思う。『守貞謾稿』は、以前より時代小説を楽しむ上で、ぜひ一度押さえておきたい資料と思っていたので、これを機会に読んでみようかな。

近世風俗志―守貞謾稿 (1) (岩波文庫)

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